『美醜の大地』ネタバレ|絢子の過去と6人の末路は?最終回と105話からの新章も解説

美醜の大地 ネタバレ 職場・学校・友人の復讐

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漫画『美醜の大地〜復讐のために顔を捨てた女〜』は、まだ完結していません。2026年9月21日の時点で配信されているのは117話まで。次の118話は9月24日、119話は10月22日に配信が決まっています。2016年の夏から、毎月1話ずつ、10年近く続いている連載です。

ただ、「完結していないなら結末は何も分からない」わけではありません。単行本の作品説明は、26巻(104話)までと27巻からで、まるごと書き換わっています。樺太から続いてきたハナの復讐はそこで一区切りし、舞台は昭和30年代の末へ移りました。

ここからは、ハナが復讐した6人がそれぞれどうなったか、絢子の生い立ちに隠されていたもの、そして105話から始まった新しい話までを順に書きます。後半では、4つの配信サイトの話数と価格、レビュー2,100件あまりの星の分布も載せています。星1〜2のレビューを全部読むと、この作品のどこで読むのをやめる人が多いのかも見えてきます。

  1. 2016年から月1話|10年目に入った長期連載
  2. 終戦の年の樺太で、ハナが家族を失うまで
  3. ハナ・絢子と、復讐を手伝う人たち
  4. 復讐の手口より怖いのは、ハナが「優しい」こと
    1. 相手の欲を使って、自分から落ちていかせる
    2. それでも一人だけ、ハナが見逃した相手がいる
  5. 【ネタバレ】6人の標的は最後にどうなったか
    1. 1人目・敏恵|顔に消えない傷を負い、離縁される
    2. 2人目・百子|杏一郎に恋をして、売られていく
    3. 3人目・スミ子|自慢の顔を失い、ハナを追って道へ飛び出す
    4. 4人目・サチ|ただ一人見逃され、ただ一人改心した
    5. 5人目・常岡先生|ハナを泥棒と決めつけた担任
    6. 6人目・ヤエ子|ホテルの会食の席で、婚約者の前から連行される
  6. 絢子の生い立ちに隠されていた、もう一人の兄
  7. 今どこまで来たか|105話から昭和30年代の「カヲハギさま」へ
    1. 単行本の説明文が、27巻で書き換わった
    2. 104話で一区切り、105話から新章
    3. どの配信サイトも117話まで。118話は9月24日
  8. 1話220円、Renta!なら100ptでレンタル|どこで読むか
  9. 星1〜2は3%だけ|低評価の4割が「話が進まない」
    1. 低評価68件を全部読むと、脱落するのは「40話前後」
  10. スカッと度|爽快さより、ホラーに近い後味
  11. 読み味の近い作品
  12. 採点
  13. 完結・最終回・配信について、よく聞かれること
  14. 向いている人、向かない人
  15. ハナの復讐の、ここまでの要点

2016年から月1話|10年目に入った長期連載

タイトル美醜の大地〜復讐のために顔を捨てた女〜
作者藤森治見
出版社ぶんか社(『まんがグリム童話』連載。電子版のレーベルは「ストーリーな女たち」)
配信開始2016年8月25日(Renta!の1話)
更新ペース月1回(毎月下旬の木曜が多い)
話数117話まで配信済み(2026年8月27日)/118話は9月24日、119話は10月22日に配信予定
単行本29巻まで(最新29巻は2026年8月27日)
完結/連載連載中
主人公市村ハナ
評価Renta!4.2(分冊版)・4.4(単行本版)/コミックシーモア4.4(分冊版・単行本版とも)
映像化ドラマ化・映画化はなし。ぶんか社のYouTubeチャンネル「禁断書店」でボイスコミック化

話数と巻数の関係は、単行本1冊におおむね4話です。電子版は1話ずつ買える分冊版と、4話ずつまとめた単行本版の2種類が並んで配信されています。Renta!ではカラー版の『美醜の大地〜復讐のために顔を捨てた女〜【フルカラー】』も別に出ています。

配信の日付を1話ずつ並べると、この作品の足取りがよく分かります。Renta!で1話が出たのは2016年8月25日。ブックライブではそれより半年遅く、2017年2月24日に1〜5話がまとめて配信されました。その後は、10話が2017年8月、50話が2020年12月、100話が2025年3月、117話が2026年8月。ほぼ一度も途切れずに、月に1話ずつ積み上がっています。

ボイスコミックも人気で、ぶんか社の発表では「禁断書店」で公開した1〜12話の総再生回数が700万回を超えています(2024年11月時点)。

終戦の年の樺太で、ハナが家族を失うまで

昭和20年、終戦間際の樺太。女学生の市村ハナは、醜い容姿と家の貧しさを理由に、同級生のグループから執拗ないじめを受けていました。グループの中心にいたのが、大会社の令嬢・高嶋津絢子(たかしまづ あやこ)です。

ハナは絢子に泥棒の濡れ衣を着せられ、女学校を退学に追い込まれます。さらにソ連軍の侵攻が始まり、北海道へ逃れる引き揚げ船に乗った一家は、船上でもいじめグループの嫌がらせを受けます。それがきっかけとなって、ハナは家族を失いました。

生き延びたハナは、夜の街で体を売ってお金を貯め、闇医者の手術で顔を変えます。他人の戸籍を手に入れて「小石川菜穂子」という別人になり、かつての同級生たちの前に、一人ずつ現れていきます。

作品説明の言葉を借りれば、これは「いじめによって家族を奪われた女が別人に生まれ変わり、地獄の復讐に身を投じる」物語です。舞台は戦後すぐの北海道で、函館・旭川・小樽・札幌と、実在の地名が次々に出てきます。

ハナ・絢子と、復讐を手伝う人たち

人物役どころ
市村ハナ(小石川菜穂子)主人公。いじめと引き揚げ船の事件で家族を失い、顔を変えて復讐する。仇を追い詰めるときは、整形前の素顔をかたどった面を着けて現れる
高嶋津絢子いじめグループのリーダー。高嶋津財閥の令嬢。ハナに向ける執着が異様に強く、初対面のときからハナを「きれい」と言う
内田ハナの顔を変えた闇医者。元軍医
菊乃内田の助手でハナの理解者。百子への復讐では男装して「杏一郎」と名乗る
深見栄一弁護士。高嶋津家に恨みを持ち、途中からハナと手を組む
鶴田ヤクザ。夜の街にいたころのハナを援助し、内田を紹介した
綿貫雑誌記者。菜穂子に惹かれながら、その正体を追っていく
白川清二郎絢子の夫。白川グループの御曹司

復讐の標的は、いじめグループの敏恵・百子・スミ子・サチの4人と、ハナを泥棒と決めつけた担任の常岡、そして同級生のヤエ子です。最後に残るのが絢子です。

復讐の手口より怖いのは、ハナが「優しい」こと

相手の欲を使って、自分から落ちていかせる

ハナの復讐は、自分の手で相手を傷つけるやり方ではありません。見栄、嫉妬、恋、盗み癖。相手がもともと持っている欲に火をつけ、自分で破滅の方へ歩いていくように仕向けます。ハナは菜穂子として相手のそばに入り込み、最後の瞬間にだけ、昔の顔の面を着けて姿を見せます。

高評価のレビューでよく挙がるのも、この組み立てです。

「『復讐』という感情、行動すべてに説得力があり…ハナvs絢子の決着がどうなるのか楽しみで仕方がない」(コミックシーモア・★5)

それでも一人だけ、ハナが見逃した相手がいる

4人目の標的・サチには幼い息子がいました。ハナはその子に、引き揚げ船で亡くした弟の面影を重ね、サチを沼に沈めながらも最後には見逃します。復讐のために顔も名前も捨てたはずの人が、一瞬だけ昔のハナに戻る場面です。

この作品が単なる「悪い人がひどい目に遭う話」で終わらないのは、こうした揺れが何度も描かれるからです。ただ、その揺れがあるぶん、復讐が済んでも気持ちは晴れません。この点は後の「スカッと度」で書きます。

【ネタバレ】6人の標的は最後にどうなったか

ここから先は物語の核心に触れます。樺太編で描かれた、6人の末路です。

1人目・敏恵|顔に消えない傷を負い、離縁される

いじめの実行役だった内海敏恵は、旅館の若女将になっていました。菜穂子として雇われたハナに嫉妬し、窃盗の罪を着せて追い出そうとしますが、逆に罠にはまって顔に治らない傷を負います。夫から離縁され、旅館も実家も追われて療養所へ。ところが敏恵はそこを抜け出し、今度はハナへの復讐に動き出します。関係のない人の命まで奪うようになり、以後の物語をかき回す存在になります。

2人目・百子|杏一郎に恋をして、売られていく

小倉百子は、親に決められた中年男・熊造との縁談に絶望していたところで、美青年の「杏一郎」に出会い、一目で恋に落ちます。杏一郎の正体は、男装した菊乃。ハナの協力者で、闇医者・内田の助手です。杏一郎は道に迷ったふりをして百子に近づき、「僕も親が勝手に決めた相手と結婚させられそうになっている」と、百子と同じ境遇を装って心をつかみました。

駆け落ちの宿で、百子は杏一郎から「緊張をほぐす飴」と言われた錠剤を渡され、意識がもうろうとしたまま婚姻届だと思って署名します。実際には、借金のかたに売春宿で働くことを承諾する証文でした。売られた百子は心が壊れて実家に戻されますが、売られたことさえ忘れて杏一郎を求め続け、若い男性を見ると杏一郎だと思い込むようになります。やがて杏一郎が札幌にいると知ってわずかに正気を取り戻し、家を抜け出して、客を手にかけながら札幌へ向かいます。百子が杏一郎(菊乃)と再会するのか、その先どうなるのかは、Wikipediaの登場人物紹介(2026年7月8日版)にも書かれていません。

3人目・スミ子|自慢の顔を失い、ハナを追って道へ飛び出す

「美しく生まれた人間は天に選ばれた存在」と言い切っていた奥田スミ子は、函館の喫茶店で看板娘になっていました。嫌がらせの犯人を常連客の中川だと思い込み、仲間に袋叩きにさせて罵倒します。恨んだ中川に硫酸をかけられ、顔に大やけどを負います。最後は窓の外にハナの姿を見つけ、後を追って車道に飛び出したところを車にはねられて亡くなります。

4人目・サチ|ただ一人見逃され、ただ一人改心した

瀬尾サチは、息子の進司を守るために生き直そうと決めた人です。ハナに見逃された後は小樽で静かに暮らしていましたが、脱走した敏恵に祖母と隣人を殺され、息子を人質に取られて、敏恵に協力させられます。いじめグループの中で改心したのはサチだけでした。それでもサチは生き延びられず、残された進司は後に綿貫に引き取られます。

5人目・常岡先生|ハナを泥棒と決めつけた担任

窃盗事件をろくに調べもせず、醜く貧しいハナを犯人と決めつけた担任の常岡は、戦後も夕張で教師を続け、容姿の悪い生徒を差別していました。泥酔していた駅で顔をストーブに押し当てられ、目が見えず口もきけなくなるほどのやけどを負います。

6人目・ヤエ子|ホテルの会食の席で、婚約者の前から連行される

桐谷ヤエ子は、いじめを見て見ぬふりをしていた同級生です。当初は標的ではありませんでしたが、偶然ハナと再会したことで「絢子に近づく邪魔になる」と判断されます。盗み癖を見抜かれて盗品を身に着けるよう仕向けられ、医師の婚約者とその友人たちの前で警察に連れて行かれます。そして拘置所の中で、自ら命を絶ちます。

絢子の生い立ちに隠されていた、もう一人の兄

絢子はなぜ、あれほど冷たいのか。最後の標的・絢子には、物語が進むにつれて明かされる家の秘密があります。

  • 絢子の母は、もともと別の男性と結婚して息子を産んでいました。高嶋津家の息子に見初められ、無理やり離縁させられて高嶋津家に嫁いでいます
  • その最初の結婚で生まれた息子が、弁護士の深見栄一です。深見と絢子は父親の違う兄妹にあたります。深見の実家の材木会社は高嶋津財閥に買収され、父は酒に溺れて自殺しました。深見が高嶋津家を恨み、ハナと手を組む理由はここにあります
  • 絢子の戸籍上の父・保親は、血のつながりで言えば絢子の異母兄です。絢子の本当の父は、財閥を一代で築いた高嶋津会長でした
  • 母の死後、保親は後妻を迎え、その後妻は絢子に冷たく当たり、虐待を繰り返しました

冷酷で、何事にも無関心に見える絢子も、幼いころは心の優しい子だったとされています。いじめの首謀者でありながら、自分では手を下さず、ハナにだけ異様な執着を見せる。その理由が、この家の中にあります。

絢子自身は、白川グループの御曹司・清二郎と結婚し、娘の雛子を産んでいます。婚約中に菜穂子(ハナ)に襲われた際には、かばった清二郎が片目を失っています。

今どこまで来たか|105話から昭和30年代の「カヲハギさま」へ

「もう完結したのでは?」と感じる読者が多いのは、この作品が途中で大きく形を変えたからです。

単行本の説明文が、27巻で書き換わった

単行本1〜26巻の作品説明は、どれも「昭和20年、樺太で生まれ育った少女・市村ハナは…」で始まります。ところが27巻(105〜108話)からは、まったく別の文章に差し替えられています。要約すると次のとおりです。

昭和30年代の末、高度経済成長のさなか。恨みの相手の名前を書いた紙を海や川に流すと「カヲハギさま」が現れて、その人間の顔の皮を剥いでくれる、という噂が囁かれていた。女子学生の田村正代は、つきまとう教師の辻山から逃れたい一心で噂を試す。辻山に襲われかけたとき、不気味な面をかぶった女が現れて正代を救う。「伝説となった『ハナ』が新たな壮絶復讐バトルを呼び起こす」。

時代は樺太編から15年以上たった昭和30年代末。主人公は新しい少女・正代で、ハナは「伝説」として語られる存在になっています。ハナが仇を追い詰めるときに面を着けていたことは、先に書いたとおりです。面の女とハナの関係は、今のところ作品説明には書かれていません。

104話で一区切り、105話から新章

単行本と雑誌の対応を追うと、26巻が101〜104話、27巻が105〜108話にあたります。つまり樺太から続いたハナと6人の物語は104話でいったん区切られ、105話(2025年8月配信)から新しい章が始まっています。

コミックシーモアのレビューにも、この切り替えに戸惑った人の声がありました。

「少し内容にとまどってます。一旦終わったのか続いてる切り替えが出来ないまま」(コミックシーモア・★2)

どの配信サイトも117話まで。118話は9月24日

配信サイト分冊版単行本版無料
Renta!117話29巻1話無料
コミックシーモア117話29巻—
ブックライブ117話29巻—
めちゃコミック配信なし配信なし—

2026年9月21日時点。Renta!とブックライブには118話(9月24日)と119話(10月22日)が予約として並んでいます。めちゃコミックでは作品名でも作者名でも見つからず、配信されていません。

1話220円、Renta!なら100ptでレンタル|どこで読むか

26巻までを一気に読んでから、27巻の新章に入ると、面の女の意味がまるで違って見えてきます。105話以降だけを追っている人も、樺太編の最初の数話を読み返すと、ハナが何を捨てたのかがはっきりします。

  • 配信形態:1話ずつの分冊版(117話)と、4話ずつまとめた単行本版(29巻)
  • Renta!:分冊版は1話が無料。2話目からは購入200pt、または48時間レンタル100pt。単行本版は購入700pt、レンタル350pt
  • ブックライブ:分冊版は1話220円、単行本版は1巻770円(税込)。無料の話はなし
  • コミックシーモア:分冊版200pt、単行本版700pt。会員登録時の70%OFFクーポンが使える
  • 期間限定の無料公開は、確認した時点ではどのサイトにもありませんでした
  • どのサイトも会員登録は無料です

一度読めば十分という人は、Renta!のレンタルがいちばん安く済みます。何度も読み返すつもりなら、1話より単行本版のほうが割安です。

価格や配信状況は変わることがあるので、最新は公式ページでご確認ください。

▶ 1話を無料で読む(Renta!)

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星1〜2は3%だけ|低評価の4割が「話が進まない」

件数★5★4★3★2★1
Renta!(分冊版)1,18146%37%13%3%1%
Renta!(単行本版)30955%34%8%2%1%
コミックシーモア(分冊版)37052%35%9%3%1%
コミックシーモア(単行本版)24855%32%12%1%0.4%

2026年9月21日時点。4つを合わせると2,108件で、そのうち星1と星2は68件、全体の3%あまりです。星4以上は85%を占め、長期連載の作品としてはかなり評価が安定しています。

低評価68件を全部読むと、脱落するのは「40話前後」

星1〜2の68件を1件ずつ読んで理由を数えると、いちばん多いのは「長い」「引き延ばし」「話が進まない」で、はっきりそう書いているものだけでおよそ25件、4割近くになります。気になるのは、どこで離れたかを書いている人が多いことです。

「14話ぐらいまでは星5こだったのですが、その後の展開が遅くイライラしてます」(ブックライブ・★1)

「40話くらい?から全然話進まなくて」(Renta!・★1)

「いつ絢子に復讐できるんでしょうか、流石に長すぎる。ひっぱりすぎ」(Renta!・★1)

序盤の敏恵・百子・スミ子の3人は、比較的短い話数で片がつきます。そこから先、敏恵の逆襲や絢子の家の秘密といった話が重なり、最後の標的の絢子までがなかなか遠い。星1〜2が向いているのは、ほとんどこの点です。

次に多いのは「怖い」「重い」「胸糞が悪い」という声です。ほかに「この時代にここまでの整形はありえない」というリアリティへの指摘が2件、「1話が短いわりに高い」という価格への不満が3件ありました。絵が苦手という声はほとんどなく、逆に高評価では「絵がきれい」がよく挙がります。

スカッと度|爽快さより、ホラーに近い後味

いじめの加害者が次々に報いを受けるという筋だけ聞くと、スカッとする話に思えます。ただ実際は、6人のうち3人が命を落とし、残る人も顔や心や光を失います。しかも巻き込まれた無関係の人まで死んでいきます。

「復讐してもスッキリしない。ただ悲しくなります」(コミックシーモア・★2)

高評価のレビューでも「怖い、怖いけど一気読みしてしまいました」という書き方が目立ちます。胸がすく復讐劇を期待するより、昭和の北海道を舞台にしたサスペンス・ホラーとして読むほうが、この作品の良さをそのまま受け取れます。スカッと度は5段階で2.5です。

読み味の近い作品

ほかの作品はスカッとする復讐漫画のおすすめまとめで探せます。

採点

総合 78/100(★★★★☆)

項目点数
ストーリー・構成16/20
キャラクター17/20
世界観・画力18/20
テーマの深さ16/20
読後感・満足度11/20

加点したのは、終戦直後の樺太と北海道という舞台を最後まで手放さない世界観と、標的一人ひとりに生い立ちと言い分を持たせた人物の描き方です。絢子と深見の血縁が明かされてからは、復讐の話が一つの家の話に変わっていきます。

減点したのは、読者の多くが指摘する中盤の長さです。3人目までの速さと比べると、絢子にたどり着くまでが遠く、月1話で追っている人ほどもどかしさが大きくなります。救いの少ない結末が続くため、読後感の点も低めにしました。あくまで一読者としての個人的な評価です。

完結・最終回・配信について、よく聞かれること

Q. 『美醜の大地』は完結していますか?
A. 完結していません。2026年9月21日時点で117話まで配信されていて、118話が9月24日、119話が10月22日に配信予定です。毎月1話のペースで続いています。

Q. 最終回は何話ですか?
A. 最終回はまだありません。ただ、樺太から続いたハナと6人の標的の物語は104話(単行本26巻)で一区切りしていて、105話(27巻)からは昭和30年代末を舞台にした新しい章に入っています。

Q. 絢子の兄は誰ですか?
A. 弁護士の深見栄一です。絢子の母が高嶋津家に嫁ぐ前の結婚で産んだ息子で、絢子とは父親の違う兄妹にあたります。

Q. どこで読めますか?めちゃコミックにはありますか?
A. Renta!・コミックシーモア・ブックライブで、分冊版117話・単行本版29巻まで読めます。めちゃコミックでは配信されていません。
▶ 1話を無料で読む(Renta!)

Q. 無料で読めますか?
A. Renta!の分冊版は1話が無料です。2話目以降はRenta!なら48時間100ptでレンタルできます。

Q. ドラマ化されていますか?
A. ドラマ化・映画化はされていません。ぶんか社のYouTubeチャンネル「禁断書店」で、声優がセリフを当てたボイスコミックが公開されています。

向いている人、向かない人

向いている人

  • 昭和の時代ものや、じっとりしたサスペンスが好きな人
  • 加害者の側にも生い立ちがある、救いの少ない話を読める人
  • 月1話の更新を気長に追える人、または26巻までを一気に読める人

向かない人

  • 復讐が済んだら晴れやかに終わる話を読みたい人
  • 暴力や死の描写、いじめの場面がつらい人
  • テンポの速い展開を求める人(40話前後から先は長く感じやすい)

ハナの復讐の、ここまでの要点

  • 2016年8月に始まり、毎月1話で117話まで。完結はしていない(118話は2026年9月24日)
  • 標的の6人は、敏恵が顔に傷を負って離縁、百子が売られて心を壊し、スミ子・ヤエ子・サチは命を落とし、常岡は光と声を失った
  • 絢子の本当の父は高嶋津会長で、弁護士の深見は絢子の異父兄
  • 樺太編は104話(26巻)で区切られ、105話(27巻)から昭和30年代末の「カヲハギさま」の章が始まった
  • 星1〜2は3%あまり。その4割近くが「話が進まない」で、脱落は40話前後に集中している
  • めちゃコミックでは配信されていない。Renta!は1話無料・レンタル100pt
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