『復讐パパ イジメ・リベンジャー』ネタバレ|黒幕は誰?舞香の正体と最終回・最新話まで解説

『復讐パパ 〜イジメ・リベンジャー〜』ネタバレ解説のアイキャッチ 職場・学校・友人の復讐

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娘を亡くしたばかりの父親に、学園の理事長はこう言います。

「娘さんを死へ追いやったのは学校ではなくむしろ——」「あなたではないんですか?」

『復讐パパ 〜イジメ・リベンジャー〜』は、娘の日葵(ひまり)を失った父・福永渡(わたる)が、自分も殺されたあと、娘がまだ生きていた12月1日へ戻り、娘を追い詰めた相手に向かっていく復讐漫画です。理事長の隣で泣いて謝っていた「親友」の犬山有紗は、時間が戻った先で、渡の前で笑います。

先に言うと、無料で読める5話のあいだ、復讐は1つも始まりません。渡が「知る」ところまでです。それでも、警察と学校と親友がそれぞれどう嘘をつくかは、この5話でほぼ出そろいます。

無料5話の中身と感想、その先の流れ、配信サイトごとの話数、読者の評価、実写ドラマ版を、2026年10月8日時点でまとめました。連載は続いていて、最終回はまだありません。

  1. 2023年10月から連載中|原作はpeep、実写ドラマにもなった
  2. クリスマスに娘を失った解剖学の先生|物語の入口
  3. 福永渡・日葵・犬山有紗|5話までに名前が出る人たち
  4. 無料5話を読んで|いちばん腹が立つのは、暴力よりも「指示されて」
    1. 第1話の1つ目|ネクタイを握って「お返し…」
    2. 第1話の2つ目|刑事は、渡のいない所で本音を言う
    3. 第1話の3つ目|主人公が1話で殺される
    4. 第2話の1つ目|「学校楽しいよ」と笑って出ていく
    5. 第2話の2つ目|犬山有紗は2回「指示されて」と言う
    6. 続きを買うなら、第2話の残りと第3話まで
  5. 【ネタバレ】その先の流れ|生徒会への復讐から、舞香と教団の話へ
    1. 前半|相手は「生徒会という名の権力」
    2. 中盤|舞香の理由が分かると、別の話が始まる
    3. 黒幕は誰か|第1話の刑事が、いちばん古い手がかり
  6. 最終回はまだない|いちばん進んでいるのはシーモアの35話
  7. どこで何話まで読めるか|めちゃコミックの「97話」は33話の途中
  8. 話売りで追うか、単行本版でまとめるか|Renta!とブックライブ
  9. 評価は3.6〜4.2|★3がいちばん多く、低評価の半分は「描写がつらい」
    1. ★1〜2が挙げる理由
  10. スカッと度|無料5話ではゼロ。生徒会への制裁まで待てる人向け
  11. ドラマ版はSWIPEDRAMAで配信|渡役は鈴木拓
  12. 子どもを奪われた親の話なら、あわせて読みたい3作
  13. 黒幕・最終回・話数について、よく聞かれること
  14. 手口の細かい復讐ものが読みたい人に向く。暴力の描写が苦手な人は1話で判断を
  15. 『復讐パパ』の今を6行でふり返る

2023年10月から連載中|原作はpeep、実写ドラマにもなった

タイトル復讐パパ 〜イジメ・リベンジャー〜
作者原作:諸星モヨヨ/漫画:大路まぐろ/制作:taskey STUDIO
出版社・レーベルtaskey/peep/サイコワコミック
配信開始2023年10月11日(コミックシーモア)。単行本版は2024年5月20日から
話数・巻数連載中。コミックシーモア35話/Renta!・ブックライブ32話/単行本版6巻(2026年10月8日時点)
主人公福永渡(大学で解剖学を教える父親)
評価めちゃコミック ★3.6(367件)/コミックシーモア ★4.2(45件)
実写化縦型ショートドラマ(SWIPEDRAMAで独占配信・主演 鈴木拓)

制作元のtaskeyによると、コミックシーモアでの配信開始から1年半で販売部数は22万部を超えました(2025年6月4日時点・電子の売上を紙の単価に換算した数字)。2024年1月にタイトルが変わっていて、書店の作品ページにもその注記があります。

クリスマスに娘を失った解剖学の先生|物語の入口

12月25日、福永渡は職場で娘の死を知らされます。高校生の日葵が、学校の屋上から飛び降りたという知らせです。妻は数年前に他界していて、渡は日葵と2人で暮らしていました。

警察は「事件性はない」と言い、学校は「いじめは一件も起きていない」と言います。けれど渡は、娘の腕に残った痕を見てしまいました。大学で解剖学を教えている渡には、それが飛び降りでできる傷ではないと分かります。

真相に近づいた夜、渡は何者かに襲われて命を落とします。目を覚ますと、日付は12月1日。日葵がまだ生きている朝でした。

福永渡・日葵・犬山有紗|5話までに名前が出る人たち

名前(読み)立場5話までにしたこと
福永渡(ふくなが わたる)主人公。大学で解剖学を教える娘の遺体の打撲痕に気づく。殺されて12月1日に戻る
福永日葵(ひまり)渡の一人娘。私立桃央学園高等学校の生徒12月1日、父の誕生日にネクタイを贈る。12月25日に亡くなる
犬山有紗(いぬやま ありさ)日葵のクラスメイト。担任は「親友」と紹介する理事長室では泣いて謝り、時間が戻った先では渡に動画を見せて笑う
浦島武夫(うらしま たけお)日葵の担任理事長に話を振られても「あ、えっと…」としか言えない
桃央学園の理事長学園のトップ「いじめは一件も起こっていない」と言い、渡の家庭に原因を向ける
年配の刑事日葵の件を担当「事件性はない」と告げたあと、渡のいない所で別のことを言う

実写ドラマ版で渡を演じるのは、ドランクドラゴンの鈴木拓さんです。ドラマについては後半でまとめます。

無料5話を読んで|いちばん腹が立つのは、暴力よりも「指示されて」

めちゃコミックで無料になっている5話を読みました。めちゃコミックは1話を3つに分けて配信しているので、ほかのサイトの数え方では「第1話の全部と、第2話の3分の2」に当たります。以下の話数はほかのサイトの数え方(第1話・第2話)で書き、3つに分けたうちの何番目かを添えます。

第1話の1つ目|ネクタイを握って「お返し…」

クリスマスソングが流れる街と、雪を気にする教室の雑談から始まります。その屋上で、日葵が泣きながら「ごめんね…」とつぶやく。次のコマで渡の手からコーヒーカップが落ち、黒い画面に「娘が死んだ」と出ます。

安置室の渡は、12月1日に日葵からもらったネクタイを締めています。包みを渡されても何の日か思い当たらず、「パパの誕生日でしょ?」と呆れられた、あのネクタイです。渡はそれを握って、一言だけ言います。

「お返し…」

この一言は、3つ目のパートで意味が足されます。日葵の部屋のベッドに靴の雑誌があり、1足にだけ丸が付いている。渡は「クリスマスにはとびきりのお返しをするからな」と約束していました。お返しを渡すはずだった日に、娘がいなくなったわけです。題名の「復讐」より前に、まず「お返し」という語を置く。この順番で、私は渡の側に立つと決めました。

終わり方も早い。渡は布をめくり、腕の打撲痕を見つけます。悲しむ父親の顔が、ここで解剖学者の顔に切り替わります。

第1話の2つ目|刑事は、渡のいない所で本音を言う

渡は刑事に訴えます。この傷は飛び降りたときにできたものではない、調べてくれればすぐ分かる、と。年配の刑事は「そう思いたくなるのは分かりますよ」と受け流し、「現実を見てください」「事件性はないと判断しています」で話を終わらせます。

ここまでなら、よくある「動かない警察」です。違うのは渡が部屋を出たあとでした。同じ刑事が煙草に火をつけて、こう続けます。

「…これ以上 嗅ぎ回られると厄介だ」「そうなる前に 消えてもらうしかないだろうな…」

怠慢ではなく、隠す側にいる。作品はこれを第1話で読者にだけ見せます。渡はまだ知りません。レビューには「なぜ警察がここまで非協力的なのか」という疑問が出ていますが、答えの半分は最初から描かれています。分からないのは、刑事が誰のために動いているかです。

数日後の理事長室は、もっと手が込んでいます。理事長は「毎年調査をしているが、いじめも体罰も一件も起こっていない」と数字で蓋をし、担任は黙り、最後に「親友」が呼ばれます。犬山有紗は泣いて頭を下げ、こう言います。

「私…実は…ずっと日葵ちゃんから聞いてたことがあったんです…」「お父さんのこととか色々 家に居づらいって…」

理事長はそれを受けて、母親を亡くした思春期の負担を語り、冒頭に引いた一言へつなげます。怒鳴る人は1人もいません。全員が丁寧な言葉で、責任を父親の側へ運んでいきます。調査が毎年ゼロ件なら、まず疑うのは調査のほうでしょう。

第1話の3つ目|主人公が1話で殺される

家に戻った渡のスマホに、差出人の分からないメッセージが届きます。日葵は自殺したのではない、いじめを受けていた、いじめていた相手に殺された、という内容です。続けて「日葵ちゃんを殺したのは——」と届きかけたところで、渡は背後から殴られます。

私の予想はここで外れました。メッセージの主と組んで調べを進める話だと読んでいたのに、渡はその場で火をつけられます。刑事の「消えてもらう」が、同じ話の中で実行されるわけです。助走なしで主人公を1度終わらせる思い切りのよさは、この作品のいちばんの長所です。

最後の言葉は恨みではなく、娘への謝罪でした。

「この命に代えてでも君を…君を守りたかったのに」

第2話の1つ目|「学校楽しいよ」と笑って出ていく

「パパ?」の声で目が覚めると、日葵が包みを差し出しています。テレビの天気予報は12月1日。あの誕生日の朝です。

渡は登校しようとする日葵を引き止め、学校で何かあったのか、いじめられていないかと聞きます。日葵は「ほんとしつこい」と手を振り払い、すぐに「あっ…ごめ…」と言い直して、笑顔を作ります。

「学校楽しいよ…!」

5話の中で、私がいちばんこたえたのはこのコマです。父親に心配をかけないための嘘で、理事長室で犬山が言った「家に居づらい」とは正反対の顔をしています。時間が戻っても、聞き方を間違えれば娘は同じように隠す。やり直しがそのまま有利にならないところまで描いているので、タイムリープが都合のいい道具に見えません。

渡は帽子とマスクで学校の近くに立ち、下校する犬山に声をかけます。犬山は、大事な話だから2人で落ち着いて話せる場所に行きたい、と応じます。渡が背を向けたコマで、彼女はスマホを手に笑っています。

第2話の2つ目|犬山有紗は2回「指示されて」と言う

犬山が選んだ場所はカラオケボックスでした。話すより見てもらったほうが早いと言い、スマホを店のモニターにつなぎます。流れるのは、日葵が複数の生徒に囲まれ、その様子を撮影されている映像です。映像の中の生徒たちは、拡散しない代わりに言うことを聞けと日葵を脅しています。

この場面は、性的な辱めを含む暴力を絵で見せます。私はこの種の描写が苦手で、ここは辛口になります。渡が「止めてくれ」と繰り返すあいだも映像は止まらず、読む側も同じ長さだけ付き合わされる。父親の無力さを体感させる狙いは分かりますが、もう少し短くても伝わったはずです。低評価のレビューでいちばん多い理由も「いじめの描写がつらい」でした。

それでも、いちばん腹が立ったのは映像そのものではありません。犬山の言い方です。再生の前に、彼女はこう断ります。

「私は…指示されて撮ってただけなんです…」

泣き崩れる渡を見て笑い出し、「君は日葵の友達じゃないのか」と問われても、返事は同じ型でした。「指示されたからやったって」。そのうえで、泣いている渡にスマホを向けて「記念撮影」と言います。被害者の父親の前で、自分を「やらされた側」に置き続ける。怒鳴る加害者よりも、こちらのほうがずっと許せません。撮る手は自分のものなのに、です。

渡が「警察に言う」と言うと、犬山は「好きにすれば」と返し、そんなことをすればこの画像がネットに一生残るかもしれない、と付け加えます。無料分はここで終わります。

脅しの組み立ては、いやになるほどよくできています。渡が頼ろうとした警察は、第1話で「消えてもらう」と言った側です。学校は「一件も起こっていない」と言った側です。そして通報という最後の手は、娘の映像を人質に取られて封じられる。日葵が誰にも言えなかった理由が、渡自身の身に起きる形で説明されます。

続きを買うなら、第2話の残りと第3話まで

評価の物差しに当てはめます。加害者の手口は、5話でここまで具体的に描けている作品は多くありません。渡が動く理由にも、引っかかるところがありませんでした。弱いのは制裁までの距離で、無料の5話では渡は1度も反撃しません。スカッとしたくて開いた人は、重い気分のまま閉じることになります。

私なら、第2話の残りと第3話までは買います。犬山に渡がどう返すかを見ないと、この作品が自分に合うかどうか判断できないからです。カラオケボックスの場面で読むのがつらくなった人は、無料分で十分です。90話台まで読んだ人も、序盤を「イジメというか犯罪レベルで、酷すぎる」と振り返っています。

【ネタバレ】その先の流れ|生徒会への復讐から、舞香と教団の話へ

第2話の3つ目から先は、公式に出ている情報と読者レビューを突き合わせて書きます。

前半|相手は「生徒会という名の権力」

ドラマ版の公式サイトは、舞台の学園を「生徒会という名の権力が全てを支配していた」と紹介しています。レビューでも、序盤の敵として挙がるのは生徒会です。11話まで読んだ人は「生徒会長が本当に腹が立つ」と書き、高校生が教師まで従え、会議を開いて組織的に動いている、と書く人もいました。犬山の言う「指示」の出どころも、この線で読むのが自然です。

渡の復讐は、この生徒会のメンバーに向かって進みます。ただし、きれいな計画どおりには進みません。低評価のレビューには次のような声があります。

「復讐に際して綿密な計画を練って実行に移すといった展開がほぼない。」

問題が起きてから動き、かろうじて間に合う、という進み方が多いようです。解剖学者という設定から頭脳戦を期待すると、ここで肩すかしを食います。

中盤|舞香の理由が分かると、別の話が始まる

中盤で話の種類が変わります。複数のレビューが同じ地点を指しています。

「前半はよくある復讐物ですが、生徒会への復讐が主犯を残し完了した辺りから展開ががらりと変わります。」

このレビューは続けて、渡が1人の女性と協力し、日葵を攫った「謎の教団」と対決するサスペンスになる、と書いています。別のレビューには「教祖としての舞香様」という言い方が出てきます。検索でよく名前が挙がる舞香は、この教団の側に立つ人物です。舞香の理由が知りたくて読み進めたら、理由が分かったあとは違う展開になった、という感想もありました。

ここが評価の分かれ目です。「ただの復讐だと思っていたら奥が深い」と喜ぶ人がいる一方で、次のように離れる人もいます。

「お父さんがどうやって復讐していくのかと読んでいましたが、想像の何倍ものスケールの話でついていけなくなってしまいました。」

黒幕は誰か|第1話の刑事が、いちばん古い手がかり

黒幕の正体と、舞香がなぜ日葵を狙ったのかは、公式のあらすじにも書店の紹介文にも出ていません。書店の紹介文は1話から最新話まで同じ文面で、巻ごとの中身には触れていないからです。

確かなのは、第1話の時点で警察の中に「隠す側」がいることです。渡を「消えてもらう」と言ったのは生徒ではなく、大人の刑事でした。高校の生徒会だけで警察は動かせません。生徒会の後ろに大人の組織がある、という中盤の展開は、第1話のあの場面からつながっています。黒幕を考えるときは、舞香より先に、あの刑事が誰の指示で動いていたかを見るのが近道です。

最終回はまだない|いちばん進んでいるのはシーモアの35話

『復讐パパ』は連載中で、最終回はまだありません。2026年10月8日時点でいちばん先まで読めるのはコミックシーモアの35話です。

「最終回」で検索するとドラマ版の情報も混ざります。ドラマ版の結末については、公式サイトに載っているのは第3話までのあらすじです。

どこで何話まで読めるか|めちゃコミックの「97話」は33話の途中

配信サイトによって、進み方と数え方が違います(2026年10月8日時点)。

配信サイト話売り単行本版無料で読める範囲
コミックシーモア(先行配信)35話6巻1話
めちゃコミック97話(=33話の1つ目)6巻5話(=2話の2つ目まで)
Renta!32話6巻1話
ブックライブ32話6巻1話

めちゃコミックは1話を3つに分けて数えます。97話は33話の1つ目で、ほかのサイトの「21話」は、めちゃコミックでは61〜63話に当たります。「21話 ネタバレ」のように話数で探すときは、どのサイトの数え方かを先に確かめると迷いません。

無料で読める量がいちばん多いのはめちゃコミックです。登録なしで5話、会員なら37話(13話の1つ目)まで毎日無料の対象になっています(2026年12月24日まで)。1話あたりの値段は、どのサイトでもほぼ同じでした。コミックシーモアとRenta!が1話164pt、ブックライブが180円、めちゃコミックは55pt×3で165ptです。

話売りで追うか、単行本版でまとめるか|Renta!とブックライブ

刑事の一言を知ってから第1話を読み返すと、安置室での刑事2人の会話が違って聞こえます。最新話を追うなら話売り、まとめて読むなら単行本版が向いています。

  • Renta!:話売りで32話まで、単行本版で6巻まで。1話164pt、単行本版は1巻720pt。1話は無料で読めます
  • ブックライブ:話売りで32話まで、単行本版で6巻まで。1話180円、単行本版は1巻792円(どちらも税込)。1話は無料で、ブラウザで購入できます
  • どちらも会員登録は無料です

価格や配信状況は変わることがあるので、最新は公式ページでご確認ください。

▶ 1話を試し読みする(Renta!)

▶ 1巻を見る(ブックライブ)

評価は3.6〜4.2|★3がいちばん多く、低評価の半分は「描写がつらい」

めちゃコミックのレビューは367件で、平均は★3.6です(2026年10月8日時点)。

評価件数割合
★582件22%
★4106件29%
★3135件37%
★231件8%
★113件4%

いちばん多いのは★3で、3人に1人以上が「どちらとも言えない」を付けています。★1〜2は合わせて12%と少なめですが、★5も22%にとどまります。コミックシーモアは45件で★4.2と、こちらは高めです。

★1〜2が挙げる理由

★1〜2のレビュー37件を読むと、理由は次のように分かれました(1件で複数に当たるものがあります)。

  • いじめの描写がひどくて読むのがつらい:20件
  • 父親の復讐も犯罪で、手放しで応援できない:10件
  • 設定に現実味がない・話が大きくなりすぎる:6件
  • 続きを読むのにお金がかかる:5件
  • 主人公が後手に回っていらだつ:4件

半分以上が「つらい」です。作品の出来への不満というより、題材との相性で離れた人が多いことになります。

2番目の「父親も犯罪」は、この作品の読みどころでもあります。ドラマ版で渡を演じる鈴木拓さんの言葉を借りれば、渡はこの先「なんでも悪いこと」をします。主人公が加害の側に回る話は、私は冷めることが多いほうです。ただ5話まで読んだかぎり、警察も学校も先に法の外にいます。渡だけに「正しい手段で」と求めるのは酷だ、というのが今の私の立場です。

スカッと度|無料5話ではゼロ。生徒会への制裁まで待てる人向け

無料の5話にスカッとする場面はありません。渡は殴られ、焼かれ、時間を戻しても娘に嘘をつかれ、最後は高校生に笑われて終わります。

制裁が始まるのはそのあとです。11話まで読んだ人のレビューには「パパがかっこいい」という声があります。溜めが深いぶん、返しを待てる人には向きます。逆に、中盤で教団の話に移ってからは、復讐よりサスペンスの比重が大きくなります。スカッとしたいだけなら、生徒会編までで区切るのも手です。

ドラマ版はSWIPEDRAMAで配信|渡役は鈴木拓

『復讐パパ』は縦型ショートドラマとして実写化され、ショートドラマアプリ「SWIPEDRAMA」で独占配信されています。主演はドランクドラゴンの鈴木拓さんで、福永渡を演じます。ほかに福留光帆さん、天國3ゅ姫さんが出演しています。

公式サイトのあらすじは、漫画と入り方が少し違います。ドラマの第1話は「一人の少女が静かに命を絶つまでの7日間」と紹介されていて、渡が遺体と対面し、手の傷痕に気づいて学校を訪ねるのは第3話です。漫画は対面の場面から始まり、第1話のうちに学校まで行きます。

鈴木拓さんは公式サイトのコメントで、渡のことを、1つの正義のためになんでも悪いことをする父親だと語っています。主人公が正しい側にとどまらないことは、演じる本人も承知のうえです。

子どもを奪われた親の話なら、あわせて読みたい3作

黒幕・最終回・話数について、よく聞かれること

Q. 最終回はどうなりますか?
A. 最終回はまだありません。連載中で、コミックシーモアでは35話まで配信されています(2026年10月8日時点)。

Q. 黒幕は誰ですか?
A. 公式には明かされていません。第1話で、日葵の件を担当する刑事が渡を「消えてもらうしかない」と言っていて、警察の中に隠す側がいることだけは最初から描かれています。

Q. 舞香はどんな人物ですか?
A. レビューでは「教祖としての舞香様」と書かれていて、中盤に出てくる教団の側の人物です。舞香の理由は作中で明かされますが、その中身は公式の紹介文には出ていません。

Q. 犬山有紗は日葵の親友ではないのですか?
A. 担任はそう紹介しますが、時間が戻った先で、日葵が被害を受ける様子を撮影していたのが犬山だと分かります。本人は「指示されて撮っていただけ」と言います。

Q. めちゃコミックの話数がほかのサイトと合いません。
A. めちゃコミックは1話を3つに分けて数えています。めちゃコミックの97話は、ほかのサイトの33話の1つ目です。

Q. どこで読めますか?
A. Renta!とブックライブでは話売りで32話、単行本版で6巻まで配信されています。最新話がいちばん早いのはコミックシーモアです。

手口の細かい復讐ものが読みたい人に向く。暴力の描写が苦手な人は1話で判断を

  • 向いている人:加害者のやり口が具体的に描かれた作品が読みたい人/警察や学校まで敵に回る話が好きな人/制裁まで溜めが長くても待てる人
  • 向かない人:未成年が被害を受ける場面、性的な辱めの描写が苦手な人/主人公には法の内側にいてほしい人/学園の中だけで決着する話を読みたい人

『復讐パパ』の今を6行でふり返る

  • 12月25日に娘の日葵を失った渡は、遺体の打撲痕に気づき、その夜に殺されて12月1日へ戻る
  • 刑事は第1話で、渡を「消えてもらうしかない」と言っている。警察は最初から隠す側にいる
  • 「親友」の犬山有紗は、日葵の被害を撮影していた1人。「指示されて」と言いながら渡の前で笑う
  • 無料の5話では復讐は始まらない。前半の相手は生徒会、中盤から教団と舞香の話に移る
  • 連載中で最終回はまだない。コミックシーモア35話、Renta!・ブックライブ32話、めちゃコミックは97話(33話の1つ目)
  • めちゃコミックの評価は★3.6。低評価の半分以上は「いじめの描写がつらい」
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