【完結】『親友は悪女』ネタバレ最終回|妃乃はどうなる?めちゃコミだけ48話になる理由も

親友は悪女 アイキャッチ 職場・学校・友人の復讐

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「真奈は真奈らしく、今のままでいて欲しい」

好きな人の好みに合わせて新調した白いワンピースを、鏡にあてている朝でした。親友の高遠妃乃は、起きてきてそう言います。やさしい言葉に聞こえますが、これが妃乃の最初の一手です。

『親友は悪女』(和田依子)は、高校時代のたった一人の親友と10年ぶりに再会した堀江真奈が、離婚したばかりの妃乃を自分の家に迎え入れるところから始まります。全12話ですでに完結していて、2023年にはBSテレ東でドラマ化もされました。

先に結論を言います。妃乃の悪事は、最後に全部明らかになります。ただし「スカッとしたかどうか」は読者の評価がはっきり割れていて、低評価には「ちゃんと成敗されて終わって欲しかった」という声が並びます。

2026年9月18日の時点で、4つの配信サイトの話数と価格、レビュー6,600件あまりの星の分布、ドラマ版全12話の公式あらすじを確認しました。同じ作品なのに、めちゃコミックだけ「全48話」になっています。そこから先に整理していきます。

2019年10月から1年で完結|本編12話と、そのあとに出た2つ

タイトル親友は悪女
作者和田依子
出版社・レーベルDPNブックス/コミックなにとぞ
ジャンルレディースコミック(女性漫画)
配信開始2019年10月20日(1〜3話同時配信)
完結2020年10月1日に12話を配信して完結
本編全12話(1話あたり33〜34ページ)
単行本版全2巻(オリジナル描き下ろし付・2022年8月1日に2巻同時配信)
スピンオフ『親友は悪女〜まいごの悪女〜』全6話(2023年1月〜9月)
主人公堀江真奈(27歳・東宮商事の営業事務)
評価コミックシーモア4.0(309件)/Renta! 3.8(320件)/めちゃコミック3.7(6,298件)/ブックライブ3.7(21件)
実写化BSテレ東で連続ドラマ化(2023年1月8日〜3月26日・全12話)

Renta!の配信日を並べると、1〜3話が2019年10月20日、4話が12月22日、そこから5話・6話と間隔が空き、12話が2020年10月1日。約1年で12話を走り切った短期連載です。1話が33〜34ページなので、全部読んでも400ページほどの分量になります。

完結から2年近く経った2022年8月に単行本版2巻が同時配信され、さらに2023年には妃乃のその後を描くスピンオフが始まりました。本編が終わったあとに枝が2本伸びているので、検索するときは「本編なのか、単行本版なのか、スピンオフなのか」を分けて見たほうが混乱しません。

離婚した親友を家に迎えた日から動き出す(ネタバレなし)

堀江真奈は東宮商事の営業事務。真面目でよく気が利き、課長の東雲拓人からの信頼も厚く、営業マンのサポートをして忙しく過ごしています。同期の橋井翼は気になる存在ですが、奥手なので現状で満足していました。

ある日、高校の同級生だった派遣スタッフの本田愛から、高遠妃乃を見かけたと聞きます。妃乃は真奈のたった一人の親友で、卒業以来連絡が取れなくなっていた相手。偶然再会した真奈は、離婚したばかりで行くところがないという妃乃を、自分の家に迎え入れます。

公式のあらすじは「妃乃に聞かれるまま、想い人の存在を告白する真奈」と続きます。この一文が、あとから読むと重く見えてきます。妃乃が使う情報は、ほとんど真奈が自分で渡したものだからです。

真奈・妃乃・東雲・橋井|ドラマ版のキャストと役どころ

人物立場ドラマ版キャスト
堀江真奈(27)東宮商事の正社員。純粋でまっすぐな性格。恋愛には奥手清水くるみ
高遠妃乃(27)真奈のたった一人の親友。高校卒業以来、連絡が取れなくなっていた山谷花純
橋井翼(27)真奈の同僚。お互い気になる存在だが、妃乃の登場で関係が変わる矢野聖人
東雲拓人(35)営業二課の課長。面倒見はよいが、女性に対して何か壁がある淵上泰史
本田愛(27)真奈と妃乃の高校の同級生で、真奈の職場の派遣スタッフ。妃乃を警戒している石川瑠華
小関大空(25)橋井を慕う後輩濱正悟
柴山幸樹(25)会社の同僚酒井大成
竹下亜美(24)本田と同じ派遣スタッフ花山瑞貴
前川常務会社の役員。妃乃が「金づる」として利用するイジリー岡田

読むときに引っかかりやすい表記を2つ。レビューでは「ヒメノ」「姫乃」と書かれることが多いのですが、公式表記は「妃乃」です。それから「橋井」と「翼」は同じ人(橋井翼)で、別人のように書かれている感想もあるので注意してください。

相関図|真奈が信じた人から、順番に妃乃の側へ渡る

親友は悪女 人物相関図
渡っていくのは、真奈が信じていた順。最後まで残ったのは、最初から疑っていた人だけ

この作品の構造を一枚にすると、上の図になります。妃乃が手をつけるのは「真奈が信じている人」から順番で、しかも妃乃自身はほとんど直接手を下しません。

妃乃が振るうのは腕力ではなく、人と制度

真奈が営業二課から「未来化推進プロジェクト室」へ飛ばされるのも、橋井が謹慎になるのも、妃乃が誰かを殴ったからではありません。前川常務への口添えと、ハラスメントの申し立てを使って起こしています。会社の仕組みのほうを動かしてくるので、真奈の側には反論する手立てがありません。

真奈が自分で渡したものが、そのまま武器になる

第3話で真奈は、SNSを活用したほうがいいと勧められて、妃乃にスマホを渡し、設定をしてもらいます。以降、盗聴、スパイアプリでの監視、録音と続きます。「親友だから疑わない」が手口の前提になっているので、読んでいていちばんつらいのはここです。

最初に落ちた人が、最後にひっくり返す

橋井は真奈から妃乃へ乗り換えた最初の一人です。その橋井が、終盤で妃乃の怪しい動きに気づき、悪事が明らかになる側へ回ります。真奈をいちばん傷つけた人物が転回役を担うので、「橋井を許せるか」で読後感が変わる作りになっています。

【ネタバレ】最終回|妃乃の悪事はどこで明らかになるのか

ここから終盤の展開に触れます。以下はドラマ版全12話の公式あらすじで確認できる範囲です。

中盤|好きな人を奪われ、部署を飛ばされる

妃乃は橋井と付き合うことになり、真奈の家を出ていきます。振られた真奈を気にかけたのが課長の東雲でした。ところが妃乃は営業二課のスタッフとして着任し、真奈と東雲のデートをスパイアプリで監視しはじめます。やがて真奈は、前川常務を利用した妃乃の企みで、資料整理だけの部署へ異動させられます。

この異動に最初に気づいたのが本田です。ただし本田は妃乃に一蹴され、真奈からも「妃乃を助けてほしい」と言われてしまいます。

第10話〜第11話|録音、そしてホテル

妃乃は盗聴した内容をもとに、前川常務に頼んで東雲を大阪出張へ同行させます。次に狙われたのは橋井でした。橋井が怒鳴った音声を妃乃が録音しており、ハラスメントの訴えとして常務に持ち込まれ、橋井は謹慎になります。

そして、誕生日のケーキを届けに妃乃のホテルへ行った真奈が、そこに東雲がいたことを知ります。東雲は真奈に別れを告げますが、翌日、謝ろうとする妃乃に対して真奈は「東雲とは別れるつもりはない」と言い放ちます。ここが真奈が初めて妃乃に正面から向き合う場面です。

最終話|公式が書いているのはここまで

最終話の公式あらすじはこうです。妃乃の悪事がすべて明らかになり、異動させられていた真奈も、謹慎中だった橋井も営業二課へ戻ってきます。妃乃の行方はわからなくなっていて、真奈は別れ際に見せた妃乃の寂しそうな目が忘れられず、東雲とのデート中もスマホばかり気にしています。一方の妃乃は、金づるの前川常務を失い、行くところもなくなり、パパ活を再開するしかなくなっていました。

公式の文章は、このあと「ところが…」で止まっています。最後の一手だけは、公式に公開された文章では確認できません。

「裏切ってなかった」で検索されているもの

この作品のサジェストには「親友は悪女 ネタバレ 裏切ってなかった」という語が並びます。ただし公式のあらすじを追うかぎり、妃乃は最初から最後まで裏切り続けています。この語が指しているのは妃乃の潔白ではなく、ラストで2人の関係がどう決着するのかのほうです。

読者の感想では、真奈が最終的に東雲と結ばれること、妃乃は見た目を変えてまたパパ活をしながらも真奈に友人としてメッセージを贈ること、が複数のレビューで一致しています。ただし公式の文章では裏取りできていないので、ここは読者の証言として受け取ってください。

どこで何話まで読めるか|めちゃコミックだけ48話になっている

配信サイト本編単行本版スピンオフ
Renta!全12話(完結)全2巻全6話
コミックシーモア12巻完結(=12話)2巻6巻完結
ブックライブ全12巻配信中(完結/=12話)1〜2巻全6巻
めちゃコミック全48話完結(配信巻数は全12巻)配信あり配信あり

本編の中身はどこも同じです。違うのは区切り方で、めちゃコミックだけが原作1話を4つに割って48話にしています。12巻×4で48話、という計算が合います。

これが効いてくるのが検索です。「10話」「11話」で調べても、Renta!・シーモア・ブックライブの10話と、めちゃコミックの10話は別の場所を指します。めちゃコミックの48話目が、他3サイトの12話目(最終話)にあたります。

話売りより単行本版のほうが安い|いちばん安く全12話を読む方法

結末まで知ったうえで読み返すと、第2話の「真奈らしく、今のままでいて欲しい」や、第3話でスマホを渡す場面の見え方が変わります。1話目から追いかける読み方をおすすめします。

買い方単価本編ぜんぶ
Renta! 話売り(レンタル48時間)80ポイント960ポイント
Renta! 単行本版(購入)900ポイント/巻1,800ポイント(全2巻)
Renta! 話売り(購入)200ポイント2,400ポイント
ブックライブ 単行本版990円(税込)1,980円(全2巻)
ブックライブ 話売り220円(税込)2,640円
コミックシーモア 話売り200ポイント/220円2,640円
  • 単行本版(全2巻)のほうが、話売り(全12話)より安く読めます。Renta!で600ポイント、ブックライブとコミックシーモアで660円の差です。しかも単行本版にはオリジナルの描き下ろしが付きます
  • いちばん安いのはRenta!のレンタル(48時間)で、全12話960ポイント。ただし返却があるので、読み返したいなら単行本版のほうが向きます
  • Renta!はアプリダウンロード専用です(iPhone・iPad・Androidのアプリ/PCブラウザは非対応)
  • めちゃコミックは7話無料、会員登録すると毎日無料で19話まで読めます(2026年11月30日11時59分まで)。ただし48話に分かれているので、19話は原作のおよそ5話ぶんにあたります
  • ブックライブは単行本版1巻が990円(税込)。会員登録は無料で、ブラウザから購入できます

価格や配信状況は変わることがあるので、最新は公式ページでご確認ください。

▶ 1話を試し読みする(Renta!)

▶ 単行本版1巻を見る(ブックライブ)

シーモア4.0とめちゃコミ3.7|星の分布で見ると割れ方がわかる

配信サイト平均件数★5★4★3★2★1
めちゃコミック3.76,2981,452(23%)2,127(34%)2,099(33%)467(7%)153(2%)
コミックシーモア4.030910312462119

シーモアは★4と★5で73.4%を占め、★1〜2は20件(6.5%)しかありません。ところがめちゃコミックは★5が23%にとどまり、★3が33%と分厚くなります。同じ作品なのに、めちゃコミックだけ辛く出ています。

めちゃコミックの★1レビューを読むと、理由が見えてきます。

完結とあったので無料分を読み何話か課金した。しかし全く面白くなかったので途中飛ばして最終話だけ読んだ。(中略)時間とポイントの無駄だった。

タイトルが「無駄課金」「長すぎる」「課金を後悔しました」と並びます。48話に割られていることが、読み進めるコストを押し上げていると考えると筋が通ります。物語ではなく買い方への不満なので、他のサイトでは出にくい星です。

シーモアの★1〜2は20件しかないので、全部読んで理由を数えました。多い順に、生理的に受けつけない(7件)、結末への不満(5件)、主人公や登場人物にいらだつ(4件)、絵や作風が合わない(2件)です。残り2件は配信の遅れへの苦情とその他でした。

スカッと度|「スカーッとする」と「スッキリしなかった」が同居する

この作品のスカッと度は★★★☆☆にしました。理由は、同じ結末を読んだ人の感想が正反対に割れているからです。

みんな、妃乃にイラついてるようですが、ここまでやるのは、かえってスカーッとする位痛快です。真奈ちゃんも、一途に親友を信じてて、最後に真っ向から妃ちゃんと対決する展開も見事です。

悪女がまだパパ活続けてるラストでもいいけど、この主人公のお陰で『全てが許された』みたいなラストになってるのが胸糞悪い。これだけの悪役なら、ちゃんと成敗されて終わって欲しかったかな。

どちらもシーモアのレビューです。妃乃は社会的な立場も収入源も失いますが、刑務所に入るような決着はしません。制裁がはっきり描かれることを期待して読むと、最後で肩透かしを食う可能性があります。逆に、真奈が自分の口で妃乃に向き合う場面を山場と受け取る人には、きれいに着地する終わり方です。

ちなみにめちゃコミックがこの作品に付けているタグには「スカッとする」と「怖い」が並んでいます。この2つが同居しているのが、そのままこの作品の性格だと思います。

ドラマ版|BSテレ東で2023年1月、地上波でも再放送された

  • BSテレ東で2023年1月8日(日)23時30分スタート、3月26日に放送終了。全12話
  • その後テレビ東京(地上波)でも2023年4月11日〜7月4日に放送された
  • W主演は清水くるみ(堀江真奈)と山谷花純(高遠妃乃)で、2人とも連続ドラマ初主演
  • 脚本は本山久美子、監督は吉川鮎太。主題歌は荒井麻珠「計画的プラトニック」
  • 2026年9月時点で、番組公式サイトに配信サービスの案内は出ていません

原作もドラマも12話ですが、「原作の◯話=ドラマの◯話」ではありません。たとえばコミックシーモアの4巻(原作4話)の説明文にある東雲とのデートの約束は、ドラマでは5〜7話あたりの内容にあたります。話数で照らし合わせて探すと見つからないので、場面で探すのが確実です。

読み味の近い作品

採点

項目点数理由
ストーリー・構成16/20真奈が信じた順に人が渡っていく構成は見事。ただし終盤の畳み方が急で、「無理矢理終わらせた」という感想が出るのも分かります
キャラクター17/20妃乃が直接手を下さない造形が怖い。真奈の鈍さが最後まで変わらない点は減点
世界観・画力15/20職場の描写は生々しいが、盗聴やスパイアプリの扱いには「そんなに簡単ではない」という指摘があります
テーマの深さ16/20「親友とは何か」を最後まで手放さない。ただし答えを真奈に背負わせすぎています
読後感・満足度14/20スカッとする人としない人がはっきり分かれる。制裁を期待して読むと物足りません
総合78/100(★★★★☆)—

あくまで一読者としての個人的な評価です。

完結・話数・スピンオフについて、よく聞かれること

Q. 『親友は悪女』は完結していますか?
A. 完結しています。本編は全12話で、最終話は2020年10月1日に配信されました。単行本版(全2巻)とスピンオフ(全6話)も完結済みです。

Q. 全部で何話ですか?サイトによって数が違うのですが。
A. 本編は12話です。Renta!・コミックシーモア・ブックライブは12話(12巻)で数えますが、めちゃコミックだけは1話を4つに割っているので全48話と表示されます。中身は同じです。

Q. 最後、妃乃はどうなりますか?
A. 悪事がすべて明らかになり、会社にいられなくなります。金づるだった前川常務も失い、行くところがなくなってパパ活を再開するところまでが公式のあらすじに書かれています。その先の一手は公式には公開されていません。

Q. 真奈は誰と結ばれますか?
A. 読者のレビューでは東雲拓人と結ばれるという証言が複数あります。ただし公式の文章では確認できていないため、ここでは断定しません。

Q. スピンオフの『まいごの悪女』はどんな話ですか?
A. 妃乃の後日譚ですが、主人公は妃乃ではありません。「将来の夢が『楽に早死に』」というOLの志保の前に妃乃が現れる、という形で始まる全6話です。コミックシーモアでの評価は4.5(11件)と高めです。

Q. どこで読めますか?
A. Renta!、コミックシーモア、ブックライブ、めちゃコミックで配信されています。安く読むなら単行本版(全2巻)です。Renta!で1話を試し読みする/ブックライブで単行本版1巻を見る

向いている人と、やめておいたほうがいい人

  • 向いている人:短く読み切れる作品を探している(全12話・400ページほど)/職場ものの緊張感が好き/実写ドラマと見比べたい
  • やめておいたほうがいい人:悪役がはっきり罰を受けるのを見たい/主人公が鈍いまま話が進むのに耐えられない/盗聴や監視の描写が苦手

『親友は悪女』のここまでを振り返る

  • 本編は全12話で完結。2019年10月から2020年10月までのおよそ1年で走り切った短期連載
  • 妃乃は真奈が信じている人から順に手をつけ、しかも自分では直接手を下さない。使うのは前川常務への口添えと、盗聴・録音
  • 最終話で妃乃の悪事はすべて明らかになり、真奈も橋井も営業二課へ戻る。妃乃は常務を失い、パパ活を再開するところまでが公式のあらすじ
  • めちゃコミックだけが1話を4分割して全48話。話数で検索するときは基準がずれる
  • 単行本版(全2巻)のほうが話売り(全12話)より600ポイント/660円ほど安い
  • スカッと度は★3。「かえってスカーッとする」と「スッキリしなかった」が同じ結末に対して並ぶ作品
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