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夫を奪ったのは、双子の妹でした。
『リベンジ~サレ姉の復讐~』は、幼いころから妹に何もかも奪われ続けてきた姉が、最後の一線である夫まで奪われて、ようやく反撃に出る話です。奪う側の妹には悪気がありません。「お姉ちゃんのものは私のもの」——それが当たり前の家で育ったからです。
めちゃコミックでは60話で決着まで描かれています。あらすじ・登場人物・相関図から60話の結末まで、ネタバレありで解説します。
先に結論だけ言うと、スカッとします。ただし、たどり着くまでに60話かかります。妹は一度倒しても倒れません。そこが本作の面白さであり、人によっては脱落する理由でもあります。
- 原作・掲載先・話数|実話ブログから生まれた作品
- 「妹の健康を奪った」と言われて育った姉(ネタバレなし)
- めぐみを取り巻く13人
- 相関図|誰が誰を裏切ったか
- イライラするのに、読むのをやめられない理由
- 【ネタバレ】60話の結末|新店舗のお披露目で、妹と元夫の悪事が明かされる
- スカッと度は★4|逃げ切る悪役はいないが、前半が長い
- 原作ブログ『毒妹戦記』と漫画版は、どこが違うのか
- 星3に山がある作品|低評価はシーモアで厚くなる
- 『リベンジ~サレ姉の復讐~』の次に読む復讐漫画
- 読むサイトによって、結末まで行けるかが変わる
- 分冊版を1巻から試し読みするなら|Renta!とブックライブ
- 当ブログの採点は78点|加点と減点の内訳
- 完結・続編・原作について、読む前に出てくる疑問
- 毒親ものを探している人向け。短時間でスカッとしたい人には不向き
- 60話の流れを5行でふり返る
原作・掲載先・話数|実話ブログから生まれた作品
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | リベンジ~サレ姉の復讐~ |
| 原作 | あいか |
| 漫画 | 矢森てん |
| 出版社 | KADOKAWA(レーベル:LScomic) |
| カテゴリ | コミックエッセイ(KADOKAWA公式表記) |
| 掲載 | めちゃコミック(独占先行配信) |
| 話数 | 60話まで配信(めちゃコミック モノクロ版) |
| 分冊版 | Renta!・コミックシーモア・ブックライブで16巻まで配信中・続巻あり(2026年9月11日時点) |
| 原作ブログ | 『毒妹戦記 〜夫の不倫相手は妹でした〜』(全169話・2021年完結) |
| 主人公 | めぐみ/ネイルサロン経営 |
| めちゃコミック評価 | 3.5(1,128件・2026年9月11日時点) |
| Renta!評価 | 3.6(12件) |
| 実写化 | なし(2026年9月時点) |
めちゃコミックのレビューは1,128件、キープ登録は23,800人(2026年9月11日時点)。Renta!では「殿堂入り」「ロングセラー」の表示もついています。長く読まれている作品です。
そしてKADOKAWAの公式カテゴリは「コミックエッセイ」。フィクションではなく、実話をもとにした作品として扱われています。この点は後半の考察であらためて触れます。
「妹の健康を奪った」と言われて育った姉(ネタバレなし)
めぐみには、双子の妹・みちるがいます。二卵性なので顔は似ていません。似ていないのは、扱いも同じでした。
みちるは幼いころに難病を患い、何度も手術を受けました。母はみちるを溺愛します。それだけなら、よくある話です。この家が歪んでいるのは、母がこう考えたところです。
「めぐみが、みちるの分の健康を奪った」
健康に生まれたことが罪になる。めぐみのものはすべてみちるに与えるべき——そういう家で、姉妹は育ちました。服も、おもちゃも、仕送りも、彼氏も。みちるは奪うことを覚え、めぐみは差し出すことを覚えます。
大人になっためぐみは実家と距離を置き、ネイルサロンを経営しながら、5年交際した会社経営者・真治と結婚を決めます。結婚の挨拶のため、実家へ帰省するところから物語は始まります。
妹に会わせたくなかった。その予感は当たります。みちるは結婚式に口を出し、真治に近づき、そして——。
すべてを失っためぐみに手を差し伸べたのは、ハワイで活躍する不動産コンサルタント・カイでした。ここから、姉の反撃が始まります。
めぐみを取り巻く13人
| 人物 | 立場 | 役どころ |
|---|---|---|
| めぐみ | 主人公 | みちるの双子の姉。ネイルサロン経営。妹への負い目から断れない性格 |
| みちる | めぐみの双子の妹 | 幼少期に難病。母の溺愛で増長し、姉のものを奪い続ける |
| 永野真治(ながの しんじ) | めぐみの夫→元夫 | 10歳年上の会社経営者。みちるに落ち、めぐみと離婚してみちると再婚 |
| カイ | めぐみの支え | ハワイを拠点にする不動産コンサルタント。めぐみの理解者 |
| 母 | めぐみ・みちるの母 | 「めぐみがみちるの健康を奪った」と信じる毒親。みちるの100%味方 |
| 父 | めぐみ・みちるの父 | 妻と次女に愛想を尽かし離婚を切り出すが、自身も愛人問題を抱える |
| カオリ | ネイル業界の先輩 | ハワイで人気サロンを経営。めぐみの憧れで、カイを紹介した人物 |
| ケイタ | みちるの元婚約者 | みちるに一方的に振られた過去を持つ。物語の爆弾になる |
| ノア | みちるの娘 | 父親が誰なのかが最大の火種になる |
| サヤ | めぐみの店のスタッフ | 信頼されていたが、店長になれなかった不満から離反する |
| 杏奈 | 不動産関係の女性 | 父の愛人。のちにみちるに寝返り、カイに近づく |
| 礼子 | 真治の共同経営者 | 会社の異変に気づき、めぐみに接触する |
| える美 | インフルエンサー | みちるのデマ拡散に利用される |
相関図|誰が誰を裏切ったか
- 母 → めぐみ:「妹の健康を奪った」と娘を恨む。すべての歪みの出発点
- みちる → めぐみ:彼氏、金(500万円)、そして夫まで奪う。奪う理由は「姉のものだから」
- 真治 → めぐみ:妹と関係を持ち、妊娠を理由に離婚を申し出る
- みちる → ケイタ:婚約者だったケイタを、条件のいい真治に乗り換えるために切り捨てる
- 父 → 母:離婚を切り出すが、その裏には杏奈という愛人がいる
- 杏奈 → 父:目的を果たすと即座に切り捨て、みちるの手駒になる
- サヤ → めぐみ:店長になれなかった不満を突かれ、みちる側の情報源になる
- カオリ・カイ → めぐみ:このふたりは、最後まで裏切らない
めぐみを裏切るのは、全員が身内か身内同然の相手です。そして助けるのは、全員が他人です。この非対称が本作の骨格になっています。

イライラするのに、読むのをやめられない理由
なぜ、めぐみはさっさと縁を切らないのか
「500万も貸すな」「早く縁を切れ」——レビューで繰り返し出てくる不満です。
ただ、この作品はその理由をちゃんと描いています。「あなたのせいで妹は病気になった」と幼少期から言われ続けた人間は、断ることを覚えられません。損をするのが標準設定になっているからです。
実際、読者のなかにも「外から見れば逃げればいいと思うけれど、その関係の中で育つと難しい」という趣旨のレビューがあります。イライラの正体は、めぐみの弱さではなく毒親が20年かけてかけた呪いです。
敵が、一度倒しても倒れない
みちるは倒されても、次の手を打ってきます。結婚式で断罪されて実家に戻っても、店のスタッフ、父の愛人、インフルエンサーと、手駒を替えて姉を狙い続けます。
読者レビューに「小ボス・中ボス・大ボスと戦うようだった」という表現がありましたが、まさにその構造です。60話という長さは、この執念の分量です。
裏切るのは妹だけではない
みちる以外も次々に寝返ります。信頼していたスタッフのサヤ。父の愛人だった杏奈。元夫の真治も、裏でめぐみの名前を食い物にしていました。誰を信じていいのか分からなくなる展開が続きます。
あるレビューの表現を借りれば、みちるは「信用していい人間を見分けるリトマス試験紙」として機能している。最後に残った人だけが、本物だったという構造です。
【ネタバレ】60話の結末|新店舗のお披露目で、妹と元夫の悪事が明かされる
ここから完全なネタバレです。まだ読んでいない方はご注意ください。
以下は、めちゃコミックのネタバレ付きレビュー(514件・2026年9月28日時点)に書かれている範囲です。
最後の舞台は、めぐみの新店舗のオープニングセレモニーです。めぐみはみちるを招待し、招待客の前で妹と元夫・真治の悪事を明かします。みちるも黙ってはいません。参加者へのプレゼントを、問題のある商品にすり替える仕掛けを打ってきます。
とどめは、途中でみちる側に寝返っていた店のスタッフ・サヤと、父の愛人だった杏奈が、最後に証言に来る場面です。
みちると真治|断罪され、警察沙汰に
60話で、みちると真治は断罪されます。レビューには「元夫と妹は断罪される」「警察の御用になるのは少し遅い」とあり、真治については「会社も倒産からの逮捕」と書く人もいます。逮捕の時期や罪名は分かっていません。
真治の転落は、最終回より前に始まっています。みちるの結婚式で娘の父親が別人だと暴かれて離婚。さらにめぐみを勝手に自社の役員にし、その役員報酬を着服していたことも明るみに出ます。
一度は離れたのに、最後にまたみちると組んだのが命取りでした。
ノアとケイタ|実の父が連れて行く
みちると真治の挙式の最中に、DNA鑑定で娘・ノアの父親が元婚約者のケイタだと暴露されます。みちるは離婚に追い込まれ、実家へ戻ります。
ノアは、実の父であるケイタが車で連れて行きます。ただし、ふたりのその後は描かれません。「ノアちゃんはどうなったのか」「ケイタと子のその後が知りたかった」という声は、レビューに何度も出てきます。
母と父|家を売って田舎へ、浮気の代償
すべての元凶である母は、家を売って田舎へ帰ります。レビューには「反省して田舎に帰った」とあります。その先の暮らしは描かれません。
父は、妻と次女に愛想を尽かして離婚を切り出した側でした。ただしその裏では若い女性・杏奈と浮気しており、その杏奈がのちにみちるの手駒になります。父の結末を、読者は「浮気の代償」と受け止めています。
めぐみとカイ|結婚式で幕を閉じる
物語の最後は、めぐみとカイの結婚式です。挙式の場所や時期は分かっていません。
めぐみは最初の結婚で、式にまでみちるに口を出されていました。最後の結婚式は、奪われかけたものを取り返す場面でもあります。
ただし、ラストには「含み」がある
結婚式の場面で終わりますが、手放しのハッピーエンドとしては読まれていません。「コマ割り的に第2章を彷彿とさせる」「第2章がある感じ」と書くレビューがあります。
めちゃコミックの作品ページは、2026年9月28日時点で「60話まで配信中」の表示です。完結した作品に付く「全◯話完結」の表記は付いていません。主要人物の決着は60話でつきますが、続きが描かれる余地を残した終わり方です。
身内に裏切られる話を、もう1本読みたい人へ
『親友の不倫相手は、夫でした』|裏切ったのは、心を許してきた3人の親友のうちの誰か。本編全61話で完結しており、犯人が最後まで分からないミステリ型です。
スカッと度は★4|逃げ切る悪役はいないが、前半が長い
スカッと度:★★★★☆(4/5)
断罪の質は高いです。妹と元夫は断罪されて警察沙汰に、毒母は家を売って田舎へ、浮気していた父も代償を払う。逃げ切る悪役がひとりもいません。ここは気持ちがいい。
星をひとつ引いたのは、そこに至るまでのイライラ区間が長いからです。あるレビューは体感を「スカッと3割、イライラ7割」と表現していました。誇張ではありません。
ただし救いはあって、中盤以降は「やられたら、その話のうちにやり返す」テンポになります。最初の20話を越えられれば、あとは進みます。
原作ブログ『毒妹戦記』と漫画版は、どこが違うのか
原作者のあいか氏は、サレ妻の体験談をブログで漫画化してきた作家です。本作の原作は『毒妹戦記 〜夫の不倫相手は妹でした〜』。2021年12月31日に全169話で完結しており、「起・承・転・結」の4部構成で公開されていました。KADOKAWAが本作を「コミックエッセイ」に分類しているのも、原作が体験談のブログだからでしょう。
漫画版で変えられた3つの点
興味深いのは、原作と漫画版で結末の描かれ方が違うことです。
- 原作でめぐみの再婚相手にあたるのは「マイケル」という男性。漫画版の「カイ」に相当します
- 原作のめぐみは、物語の途中(57話)で海外へ移住しています。最終話(169話)は毒家族と縁を切って数年後、マイケルとの長男が生まれ、2人目を妊娠している場面です
- ノアの父親が発覚する場面は、原作では元彼が結婚式に乗り込んで「お腹の子は俺の子」と叫ぶ形(65話)。親子関係の決め手も血液型でした(106話)。漫画版は挙式中のDNA鑑定の暴露にまとめ、結婚式を姉の反撃の場に作り替えています
この改変が、作品の性格を決めています。原作は「耐えてきた人の記録」ですが、漫画版は「反撃する物語」です。タイトルに「リベンジ」と「復讐」が二重に入っているのは、そういうことでしょう。
原作のめぐみが最後に選んだのは「屈しない」こと
原作の最終話(169話)で、めぐみは「もう、決して彼女に屈することはない」と語ります。添えられた作者のコメントによれば、めぐみはあれだけのことをされても、心の底から妹を憎むことができなかった。「憎んではいけない、愛さないといけない」という呪縛に苦しんでいた、と。漫画版の60話で、招待客の前で妹の悪事を明かす場面が効くのは、この背景を知るといっそうです。復讐の到達点は、相手を憎み切ることではなく、もう屈しないと決めることでした。
星3に山がある作品|低評価はシーモアで厚くなる
めちゃコミックとシーモアで、星の分布を比べる
| 星 | めちゃコミック(3.5・1,128件) | コミックシーモア(3.1・66件) |
|---|---|---|
| ★5 | 274件(24%) | 10件(15%) |
| ★4 | 301件(27%) | 11件(17%) |
| ★3 | 379件(34%) | 26件(39%) |
| ★2 | 112件(10%) | 13件(20%) |
| ★1 | 62件(5%) | 6件(9%) |
どちらも★3がいちばん多く、絶賛でも酷評でもない位置に落ち着いています。違うのは低評価の厚みで、★1と★2を足すとめちゃコミックは15%、シーモアは29%。シーモアでは約3割が低評価です。
ただしシーモアの分冊版は、60話の結末にまだ届いていません。その分は差し引いて見る必要があります。
褒められているのは、断罪の徹底ぶりと絵
- 「60話まで読めばスッキリする。裏切った人は片っ端から失敗した人生を送ることになる」
- 「小ボス・中ボス・大ボスと戦うような構成で、無事完結してよかった」
- 「絵がきれいでスピード感があり、読みやすい」
不満は「設定」「長さ」「カイ」「最後の舞台」の4つ
- 「母親の『この子が妹の分の健康を奪った』という発想があり得ない」(=設定に入り込めない)
- 「妹の悪知恵が次から次へと続いて終わらない。ちょっと長い」
- 「カイがめぐみに惚れる理由が分からず、ご都合主義に見える」
- 「最後の新店パーティーで身内の内情を暴露するのは、経営者としてどうなのか」
最後の指摘はもっともで、開店日という舞台設定は好みが分かれます。
『リベンジ~サレ姉の復讐~』の次に読む復讐漫画
- 親友の不倫相手は、夫でした|いちばん近いのはこれ。信じていた相手に夫を奪われる構造が同じで、当ブログでも最も読まれている記事です
- リベンジ婚 ~時を戻して不倫夫に復讐します~|夫と親友の二重の裏切りから始まる復讐劇。全15話と短く、こちらはRenta!のレンタルで安く読めます
- やっとお前が地獄に行くとこ見れるね|イライラ区間が短く、断罪までが速い作品を探しているならこちら
- スカッとする復讐漫画のおすすめまとめ|完結済みの作品から順に選びたいときの一覧です
読むサイトによって、結末まで行けるかが変わる
この作品は、同じ話を3つの版で売っています。そして60話の結末まで配信されているのは、めちゃコミックのモノクロ版だけです。
3つの版の進み具合と無料範囲
| サイト | 版 | 進度 | 価格 |
|---|---|---|---|
| めちゃコミック | モノクロ版(独占・先行) | 60話まで配信中 | 1〜26話無料/27話以降は1話55pt |
| めちゃコミック | フルカラー版 | 36話まで配信中 | 1〜3話無料/4話以降は1話60pt |
| Renta!/コミックシーモア/ブックライブ | 分冊版 | 16巻まで・続巻あり | 1巻 760pt(836円)/2巻以降 140pt(154円) |
迷いやすいのは、めちゃコミックで作品名を検索すると、出てくるのがフルカラー版だけなことです。作者ページにもモノクロ版は載っていません。フルカラー版はモノクロ版を再編集したもので、ストーリーは同じです。ただ36話で止まっているので、ここから読み始めると結末にたどり着けません。モノクロ版はめちゃコミックの作品ページから直接開けます。
分冊版は2025年6月24日の1巻から、ほぼ毎月1冊のペースで出ていて、2026年9月11日に16巻が配信されました。
結末まで読むと、いくらかかるか
| 読み方 | 読める範囲 | 有料部分の合計 |
|---|---|---|
| めちゃコミック モノクロ版 | 60話(結末まで) | 55pt×34話=1,870pt |
| めちゃコミック フルカラー版 | 36話まで | 60pt×33話=1,980pt |
| 分冊版(Renta!・シーモア) | 16巻まで | 760pt+140pt×15冊=2,860pt |
| 分冊版(ブックライブ) | 16巻まで | 836円+154円×15冊=3,146円 |
めちゃコミックは1pt=1円相当なので、結末まで読めるモノクロ版がいちばん安い結果です。フルカラー版は36話で止まっているのに、それより高くつきます。
分冊版を1巻から試し読みするなら|Renta!とブックライブ
結末を知ってから読み返すと、序盤の見え方が変わる作品です。1話でみちるが口にする何気ないセリフが、60話の伏線になっている——そういう作りになっています。
ここからは、1巻で絵柄と空気感を確かめてから買い足したい人向けです。
Renta!は購入のみ、読むのはアプリで
- 1巻の試し読みができます/帰省から妹の登場までを確認できるので、絵柄と空気感を確かめるのに向いています
- レンタルの取り扱いはなく、購入のみ/1巻は121ページで760pt、2巻以降は21ページで140ptです。購入分には1%のポイント還元がつきます
- 購入した巻は「Renta!アプリ」で読みます/この作品はアプリ専用で、パソコンでは読めません
- 会員登録は無料/16巻まで配信中(2026年9月11日時点)
ブックライブはブラウザのままで読める
中身はRenta!と同じ分冊版です。
- 1巻はブラウザで試し読みできます/アプリを入れなくても、作品ページからそのまま開けます
- 1巻836円、2巻以降は1冊154円(税込)/Renta!と同じく購入のみで、レンタルはありません
価格は2026年9月11日時点で確認したものです。変わることがあるので、最新は公式ページでご確認ください。
当ブログの採点は78点|加点と減点の内訳
総合:78/100(★★★★☆)
| 項目 | 点数 | コメント |
|---|---|---|
| ストーリー・構成 | 15/20 | 断罪の順番は見事。ただし中盤の嫌がらせが反復気味 |
| キャラクター | 17/20 | みちるの造形が突出。憎ませ方が上手い |
| 世界観・画力 | 17/20 | 作画が安定し、表情の演技がいい |
| テーマの深さ | 14/20 | 毒親の呪いという主題は鋭いが、掘り下げは途中で止まる |
| 読後感・満足度 | 15/20 | 結末はきれいに閉じる。ただしラストの含みで余韻が濁る |
加点した理由。まず、悪役が全員きちんと落ちます。逃げ切る人物がひとりもいないのは、このジャンルでは信頼できる誠実さです。そして「毒母が姉に負い目を植えつけた」という一点だけで、めぐみが逃げられない理由をすべて説明しきっている設計の強さ。原作が実話ベースであることも、細部の生々しさにつながっています。
減点した理由。60話は率直に言って長い。みちるの嫌がらせは手を変え品を変え続きますが、手口自体は同系統の繰り返しで、中盤に停滞を感じます。母のその後、ノアのその後といった回収も駆け足でした。そして最終回のラストに置かれた不穏な引き。完結作として読み終えたい人には、あの余韻は邪魔です。
とはいえ、レビュー1,000件超という支持は伊達ではありません。あくまで一読者としての個人的な評価です。
完結・続編・原作について、読む前に出てくる疑問
Q. 完結していますか?
A. 60話で、みちると真治の断罪、めぐみとカイの結婚式まで描かれています。ただしめちゃコミックの表示は「60話まで配信中」で、「完結」の表記はありません(2026年9月28日時点)。分冊版は16巻まで配信中です。
Q. みちるは最後どうなりますか?
A. 新店舗のオープニングセレモニーで、元夫の真治とともに招待客の前で悪事を暴かれ、断罪されます。警察沙汰になりますが、時期や罪名は分かっていません。娘のノアは実父のケイタが連れて行きます。
Q. めぐみは誰と結ばれますか?
A. カイです。物語は、ふたりの結婚式で幕を閉じます。最初の結婚では式にまで妹に口を出されていたので、その意味でも意趣返しになっています。
Q. 続編はありますか?
A. 2026年9月28日時点で、続編の告知はありません。ただし最終回のラストに不穏な含みが残されており、読者のあいだでも「第2章がありそう」という声が出ています。
Q. どこで読めますか?
A. めちゃコミックのモノクロ版(60話まで・1〜26話無料/2026年9月11日時点)のほか、Renta!・ブックライブ・コミックシーモアで分冊版が配信されています。Renta!とブックライブでは1巻の試し読みができます。
毒親ものを探している人向け。短時間でスカッとしたい人には不向き
- 毒親・毒きょうだいを扱った作品を探している人(不倫ものであると同時に家族ものです)
- 悪役がひとりも逃げ切らない結末が読みたい人
- 一発逆転ではなく、何度も倒しながら進む長めの復讐劇が好きな人
- 実話ベースの重みがある作品を読みたい人
- 逆に、短時間でスカッとしたい人には向きません。その場合は1時間で読めるスカッと復讐漫画まとめから選ぶほうが確実です
60話の流れを5行でふり返る
- めぐみは双子の妹・みちるに、彼氏も金も、そして夫の真治まで奪われる
- 反撃の第一撃は、みちるの結婚式でのDNA鑑定の暴露。娘・ノアの父は元婚約者のケイタだった
- 60話、新店舗のオープニングセレモニーでみちると真治の悪事が招待客の前で明かされ、ふたりは断罪される
- 最後はめぐみとカイの結婚式。ただしラストには続編を思わせる含みがある
- 原作は実話ブログ『毒妹戦記』(全169話・2021年完結)。漫画版は結婚式の暴露を姉の反撃に作り替えている
めぐみがたどり着いたのが「妹を憎み切ること」ではなく「もう屈しないと決めること」だった——この一点だけでも、読む価値のある作品です。


